私は車とバイクが好きで有ります。
どうしてって云われても確かな答えはナイようにも思えます。
しいていえば憧れみたいな事でしょうか。
幼い頃に観た黒い外国車(何であったかは不明)の造形美と存在感に圧倒されて心を奪われていったのです。
それから多くの車とバイクに乗ってきましたが、とくに気にいったのがBMWに吸収される前のMINIです。本当にゴーカートのような操縦感覚で決して速くはないけど心躍るドライビングを味わわせてくれました。
これは、コンパクトで軽い車がいかに面白いものかを教えてくれた大切な経験でも有りました。
それに、ハード面ではドイツや日本車が圧倒してますがソフト面では人間の感覚に近寄ってきて上手に付き合ってくれる英国車が好ましいとも思っております。
そのMINIを生んだ英国車・・・現在では純粋な英国車は一社しか存在してません(コーチビルダーを除いて)
それはモーガンです。
御存知の方も多いかと思いますが、木製フレームにアルミボディを被せて軽量なスポーツカーを1936年から製造している老舗です。
そのモーガンからスリーホイラーと呼ばれる3輪スポーツカーが登場しました。わずか500キロの車体に115馬力という十分過ぎるパワーウェイトレシオのライトウェイトスポーツカーですが、その内容より、クラシックなスタイルとデザインが素敵ではないでしょうか。
現代のバイクでさえ失いかけているメカニカルな感じと個性的なフォルム!
美しい物は誰が観ても美しいのです。(建築も同じ)したがって、この車、納期が2年待ちの大ヒット作となりました。(まるでクラシックカーみたいですが新車です)
絶対的な英国ビイキではナイですが、いつかは古いブリティッシュスポーツを手に入れてみたいと密かに考えております。(本当に密かに)