最近、手描き風のCG画面を要求される事は少なく無い。と言っても、まだまだマイナーでは有るけど将来はかなりメイン画像になる予感もしています。

巷では、水彩仕上げ等のデジタル画面が紹介されていたり(商品として)様々な加工フィルターが存在してますが、個人的には満足度は低くく仕事として使用できないのが現状です。(プライベートなら問題ない)

完全なる手描きにしてスキャンしてデジタル処理を加えるってのが簡単に表現できるように思えるけど、そのスキャンに問題も有るし修正や変更に対応するのが大変でもある(経験有り)

さらに、この「手描き風のCG」は、今までの「手描き」画面ではナイ事が前提に考えています。そうでなければ昔に戻るだけで、それが簡単では有るけど、過去の問題が再発するだけで継続は難しいと思うし、手描きは手描きで違うポジションで存在させたいと考え・・

もう一つ大きな問題も有ります。 技術的な事以外に私自身の問題です。

完成イメージが具体的に決定していないって事です。ボンヤリとこんな感じってのは有るのですが、実際の案件に照らし合わせての完成イメージが不明瞭なんです。このあたりを解決させるには、古い人間としては数をこなすしかナイかもです。

今回の案件も手描き風との御希望が有り、今可能な手法でまとめてみました。幸いにも設計事務所様及び施主様にも気にいって頂き良い方向に向かっていると報告を頂きました。

設計事務所様のブログにて作品がアップされましたので、ここでも紹介させて頂ます。

http://www.lifejam.co.jp/

できれば下の左隅アップ画像のような表現で全て出来るのが、よりベストかと思っていますが、まだまだ試行錯誤です。

当社の(私の)画面は3Dデータを2D化し、それに2Dレタッチで完成させるの基本ですから幾分かアナログ的な画面では有りますが、それよりも更に表現的には、良い意味で崩れた荒い画面を作成し、パースとしての役目も完結させる画面・・時間がかかるのは承知で挑戦は続けたいと考えています。

 

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