古くなった寺を新築する場合、多くの場合は、その檀家様から寄付等をして頂き、それを元に改修や新築工事へと進むようですが、その檀家様への説明の際に必要なのが図面や見積もりは当然の事ですが、もっとも効果的な説明道具が完成予想図でしょう。
今回は、現況写真も頂いていましたし、決定したアングルが写真アングルとも似てると云う事で合成をしてみました。
と云っても、いつもにように、完全に合う写真ではナイですから、2つの現地写真から微妙に調整を繰り返し合わせていきます。
さらに全体の色合い等も調整しないと暗い感じが強く寒々と観えてしまいます。
レベル補正等でパース画像と現地写真の調整を行い青色のスクリーンで明るくして最後はトーンカーブでまとめていきました。
難しかったのは寺本体は勿論ですが、意外に敷地の砂目も大変でした。CGの砂目画像と現地の砂目との接合面をスムーズに繋げるのが時間的には大した事はないのですが神経を使う場所でした。